経済指標とトレンドに気をつける
バイナリーオプションを取引きするようになると、FXで勉強をしてきた知識は生きていきますので、ぜひその知識を生かしたいものです。
バイナリーオプションに知識を生かしておきたいことの一つに、相場が急に変動することがあります。
経済指標が発表される時間がいい例です。
購入の締切時刻と判定時刻に経済指標が発表されると、相場の動きに勢いがついてそのままトレンドを作ることがあります。
逆に、今までの動きとは予想もしていない方向に相場が動くこともありますので、判定時刻の前に経済指標が発表されるのならその時だけは参加しないように様子見をするのもいい方法です。
FXでも待つことに相場に入るタイミングを計りますが、バイナリーオプションでも同じように入りやすいタイミングが来るまで待つことも重要です。
そして、トレンドが出たと判断ができて、判定時刻までの方向に自信を持てると参加するのが高い確率で利益を残せます。
トレンドの勢いについて判断ができるテクニカル指標はいくつかありますが、それらのテクニカル指標を参考にすることや、ボリンジャーバンドを使って初期のトレンドを掴むようにすると、さらに勝率が上がるように思われます。
過去にあった事実、トランプショックで為替がエグ過ぎる動き・・・
全世界を驚かせたドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領選挙における勝利は、為替にとてつもない乱高下をもたらしました。
私は、過去イギリスのEU離脱ショックで株も為替もすごい動きをしたことを教訓に、選挙結果が出る時はトレードをせずに、値動きだけを見守ることを決めていました。そこから、何か得られればと思ったのです。
いざ開票が始まると、私の監視していたドル/円は最初こそ円安方向に振れましたが、トランプ氏優勢の情報が入るたびに大した反発もせずにどんどん円高へと進行していきました。朝は1ドル105円台だったのに、気づけば1ドル101円台になっていました。私は、このままどこまでも円高が進んでいくように感じましたが、驚いたのはここからの戻しです。
午後2時頃から、ドル/円は円安方向に動き出し、さっきとは真逆に今度は円安がどんどん進行してチャートはVのような形となりました。
私は、このあまりにエグい値動きに開いた口が塞がりませんでした。「今日トレードしてなくて良かった」と心から安堵したのをよく覚えています。もし、トレードしていたら値動きに翻弄され大損していたでしょう。
こういう波乱のありそうな日は、相場を監視するに限るという事がよく分かりました。